佐野の慶應義塾時代のゼミにおいては、アレキシス カレル（1912年ノーベル生理学・医学賞）著『人間　この未知なるもの』が必須図書で、「“人間とは分からないもの”が前提。少しでも分かろうとするなら、多角的視点から人を見るべき」が口癖でした。我々は、その考えを大切にし、心理学だけでなく、多様な領域の人材の協力により、特に佐野の強みであったビジネス分野を中心として活動しております。

1992年7月、SCT（文章完成法テスト）とそれに関する著書の発行元である金子書房の援助と、東京国際大学国際交流研究所のインキュベーションの下に佐野勝男：慶應義塾大学名誉教授・東京国際大学教授（当時）を所長として東京国際・キャリアダイナミックス（略称：TCD）を設立。

SCT（文章完成法テスト）の普及・判定受託・講座開講・研究などを中心に活動している任意団体です。
2017年4月、佐野勝男記念キャリアダイナミックス研究所に名称変更。